コンピュータに関わる仕事をしている人なら必ず知っているムーアの法則。
1965年にゴードン・ムーアが論文上で唱えたもので
「半導体の集積率は18か月で2倍になる」
という法則です。
2023年1月2日 追記
上記の「18カ月で2倍」というのは間違いだったようです。すみません。下記をご覧ください。
Intelの公式資料によると「ムーアの法則」40周年を記念した2005年のインタビューでムーア氏は、「1年で2倍」と「2年で2倍」は自分の発言だが、「18カ月で2倍」と発言したことは一度もない(never said)と強く否定している。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/1088866.html
大変な速度で進化を続けるコンピュータの性能は見事にこのムーアの予言通りに進歩してきました。
ですが、50年間コンピュータ業界を縛ってきたこの法則がいよいよ終わります。ひとまずwikipediaの「インテル チック・タック」を参照。
インテル チック・タック - Wikipedia
ハードウェアの置きかえによるシステムの性能向上のため、ソフトウェアの対応が必要になってプログラマの仕事ができていた。そういう時代が終わります。ハードウェアの進化が停まるから。
プログラマもこれまで通りの仕事の仕方をしていては食いっぱぐれるかもしれませんね。
次代を担う子どもたちには、新しい時代の、新しいプログラマの立ち位置を、しっかり見極めて欲しいと思います。