MinGWで作ったプログラムがWindows Defenderにウィルス扱いされたら

中学生の生徒さんがC言語を勉強中

中学生の生徒さんがC言語プログラミングの勉強をしています。
環境はWindows10、MinGW、MSYSです。

無事にコンパイルを終えて実行ファイルまでできました。
・・・が、Windows10標準のセキュリティソフトであるWindows Defenderがせっかく作ったプログラムをトロイの木馬が仕込まれたウィルス扱いして
すぐに消してしまいます。
これでは実行できません。

WindowsDefenderの誤検知

ということで、開発作業を行なうフォルダをWindows Defenderのチェックから除外します。
手順は下記のように主にクリックでたどればOKです。

  1. Windowsのスタートボタン
  2. 「設定」
  3. 「更新とセキュリティ」
  4. 左側のメニューから「Windows セキュリティ」
  5. 右側の保護の領域の下「ウイルスと脅威の防止」
  6. ウイルスと脅威の防止の設定の下「設定の管理」
  7. 下の方にスクロールして除外の項目の「除外の追加または削除」
  8. プラスボタン「除外の追加」
  9. 「フォルダー」を選択
  10. 開発作業を行なうフォルダーを指定

これで開発を行なうフォルダはウイルスチェックから除外されます。

一番いい解決策を探そうと、Googleで検索して調べたところ
MinGWの64bit版をインストールするといいと書かれた記事を見つけました。
それもありなのかなと思い、MinGW32をアンインストール後、MinGW64をインストールしようとしたのですが、正常にインストールできなかったので深追いせず、上記のとおり、Windows Defenderを黙らせることにしました。

成功体験だけでなく失敗の経験も

こんな風な環境トラブルも経験しながら、実践的に学んでもらえると、とても勉強になるのでおすすめです。
プログラムを書いた、コンパイルした、動いた。
そういう成功体験だけではとても足りない。
しっかり失敗して、得るものを得てもらいたいなと思います。

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