2015年創業当時に書いた文章ですが、その想いは2023年末の今も変わっておりません。
ここに再掲してご挨拶に代えさせていただきます。
プログラミングって?
これを書いている2015年。すでにコンピュータは社会になくてはならないものになっています。パソコンやスマホ、タブレットだけではありません。エアコン、テレビ、洗濯機、炊飯器、給湯器。家の中の、ありふれた機械の中にもコンピュータが入っています。お店、会社、駅、学校。町のいろんなところでコンピュータが働いています。
コンピュータは人が書いたプログラムに従って働きます。プログラムとはコンピュータへの指示を書いたものです。指示がないとコンピュータは何もしません。プログラムに書かれている通りにコンピュータが働いて、生活を便利にしたり、面白くしたりします。プログラムを書くことをプログラミングといいます。プログラムを書く人をプログラマといいます。
私とコンピュータ
私の名前はやまもとたかひろといいます。
私は12年間、プログラマとして働いてきました。2015年の今、働いて身に着けた技術を伝えることで、みんなの役に立とうと思っています。プログラムを書いて生活を便利にしたり、面白いものを作ったりする仕事も好きでしたが、自分の暮らす町で、たくさんの人にプログラムの書き方を伝えるのも面白そうだと思っています。
私は12年間、仕事中にずっとパソコンを触っていました。プログラマの仕事はプログラムを書くだけではありません。いろんな書類を作ったり、関係者に連絡したり、新しい技術を調べたり。パソコンでいろんなことをやりました。だから、プログラムを書くだけでなく、人よりちょっとうまいパソコンの使い方も伝えられると思います。
私はコンピュータが好きです。きっとみんなにも好きになってもらえます。「ペンやえんぴつ」で絵を描いたり、「はさみやのり」で工作したり、そういう「道具」と同じくらい、コンピュータには「使う楽しさ」があります。ペンやえんぴつで「絵」を描いたり、はさみやのりで「工作」したり、そういう「作品」と同じくらい、プログラムには「作る喜び」もあります。
私はオタクでも不健全でもありません。家では妻と2人の子どもと暮らす、ちょっと背が低いお父さんです。
私は小平市という町に住んでいて、この町が大好きです。だからこの町の人の役に立とうと思います。この町にはプログラミングを教えてくれる習い事がありませんでした。だから私がその役割を担おうと思います。
東京都小平市のみなさまへ
コンピュータが社会の役に立っているのだから、プログラムを書いたり、コンピュータを使いこなしたりするチカラも役に立つんじゃないかと思います。
そのチカラを養う場を、大好きな町小平市に作りました。「使う楽しさ」「作る喜び」を感じながら、ハッピーコンピューティングでコンピュータを学んでみませんか?
大切にしている指導方針
市販の書籍を使います
ハッピーコンピューティングには独自のテキストがありません。各自好きな本で学びます。
パソコンやプログラミングに関する書籍はすでに多数出版されています。探せば必ず自分にあった本に出会えます。
ハッピーコンピューティングとしてもそれぞれの知識や技術レベルを考慮して、興味や関心の相談にのったり、おススメの本を紹介したりします。
1冊学び終えたらまた次の本、それが終わったらまた次。ぜひ自宅の本棚に技術書が増えていくのを楽しんでください。
画一的で同じような表紙、背表紙のテキストを並べるよりも、書店で眺めるような本棚を作りましょう。
コンピュータの前に座っているだけが学びではありません。
書店に通い、コンピュータ関連の本棚の前で立ち止まる。背表紙を眺め、専門用語や単語を知る。これも立派な勉強です。
スクールや教室で他人から「教わる」のではなく、世間一般の本から自主的に「学ぶ」ことを身につける。それはとても大切なことと思います。
楽しさを伝えます
ハッピーコンピューティングはコンピュータを操る楽しさを伝えます。
技術や知識を身につけたいなら継続的に学び続けることが一番大切。だけどつまらないことは続けられません。
優秀なプログラマはたいていプログラミングが好きです。プログラミングは嫌いだけどプログラマとして優秀という人はあまり見かけません。
また、未来のプログラマである子ども達だけでなく、コンピュータを難しいと感じて距離を置いていた女性やシニアの方にもぜひその楽しさを知ってほしい。
コンピュータを操って素敵なものを作ったり、生活を便利にしたりするのも、すべてこの楽しさがベースにあってこそと思います。