スパムメールの語源

昔、なんの雑誌だったか忘れましたが迷惑メールのことをスパムメールと呼ぶ語源が書かれていて、そこにはあろうことか

スパムという缶詰が欧米ではポピュラーだがまずいため迷惑なメールをそう呼ぶようになった

というようなことが書かれており、スパムを食べたことのなかった私はそれをそのまま鵜呑みにして「スパムってのはまずいんだな」と思っていました。

その後、スパムが沖縄ではポピュラーでおいしいと評判らしいことを知り、頭が「???」になったのを覚えています。

やがて、職業プログラマになってちゃんとハッカー文化らしきものを勉強して初めて、あの雑誌が嘘を書いていたことを知りました。

スパムメールがそう呼ばれるようになったのはイギリスのコメディグループ、モンティ・パイソンのコントが由来、という説があります。

詳しくはwikipedia参照 → 迷惑行為とスパム

Spam stems from Monty Python sketch – YouTube

また、Pythonという世界中で使われているプログラミング言語があります。

直近のTIOBE IndexではJava、C、C++に次ぐ4位。このPythonの名前もモンティ・パイソンからとられています。

モンティ・パイソンが大人気であることからわかるように、ハッカー文化は遊び心で溢れています。

今の日本の子どもたちにも、そんな遊び心をもってコンピュータに触れて欲しいと思っています。

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